写真の使用

写真が単体で鑑賞の対象になるとき、それは美的なものとなり、形而上学や主観の投影が全面に現れる。
それに対して、他の媒体、ジャーナリズムやコマーシャリズム、そして現代美術に寄り添うとき、その記録性にスポットライトが当てられる。
写真の単体での鑑賞とはしかし、真に単体なのではなく、絵画に寄り添っている。