消費者/労働者、王様/奴隷の往還運動

文化人類学者、上田紀行さんのツイート

  • 消費社会。それは私たちが自分を労働者よりも消費者だと認識する社会だ。消費者の利得は労働者の犠牲を要求するから、私たちは自分で自分を苦しめる。王様としての消費者と、システムの奴隷としての労働者を一人の人間が生きる。その引き裂かれが自己の尊厳を破壊する。

消費者/労働者、王様/奴隷の往還運動の外に。しかしそれを「趣味」の世界に求めてもガス抜き、補完以上の意味はないだろう。消費者/労働者の脱構築でなければ。