森林と海岸

東京新聞から


1950年ころまで日本の森林資源は乱開発され、各地でハゲ山が見られた。江戸時代の風景画にもハゲ山は数多く描かれており、「豊かな里山」どころではなかった。
大量の土砂が海岸に堆積して、砂浜や砂丘が発達。飛砂対策としてクロマツが植林され白砂青松の景観が生まれる。
戦後は、外材輸入や化石燃料へのシフトで国産木材の利用が激減、結果山地の植生が急速に回復。
土砂の流出が止まり、海岸線の侵食が起きている。


へぇ〜。