抵抗

パリでのデモや、香港や台湾のデモ、抵抗運動が、オキュパイウォールストリートや日本の反原発デモに比べて、その規模の巨大化の原因にはナショナリズムがあるだろう。
台湾や香港の抵抗は自国の政府に対するものではあるが、その向こうには中国が存在し、パリの抗議集会の向こうにはイスラムが存在する。
抵抗の強度は対象への共感可能性の度合いと関係しているのかもしれない。
このメカニズムが正しいのなら運動はそこへの働きかけを無視しては成され得ないように思う。