missing socks

それは突如として訪れる。常に不意打ちとして。
満ち足りた状態として認識されることはなく、量的な欠落としてそれは現象する。
不足するsocks、missing socksとしての相貌とともにそれは意識に立ち現れる。
喫緊の課題として、猶予というものを構造的に排除しながら。
快適さを手に入れようと回転遊具を駆け続けるハムスターの戯画はここでも繰り返される。
Modern peopleの時間、人生、それは取りも直さず靴下(それが3足¥1,000であろうと2足¥980であろうとも)を買い続けるということに他ならないのであった。