2011-03-07から1日間の記事一覧

「写真の読みかた」名取洋之助

写真論の古典として紹介されることの多い本書では、絵画に比べ夾雑物が混ざり込む写真は、一時の旬を過ぎればたちどころに記録としての価値に堕してしまわざるを得ず、その特性からタブローとしての自立を指向するよりも、むしろ「記号」として雑誌や写真集…