外部性のインパクト

到達すべき地平が想定可能であれ、構造上の阻害要因の内部にあるとき、地平の存在は無限大の消失点となり、絶えざる歩みを強いる道となるか、原罪を刻印する絶対者となるか、現実から遊離した狂人となる。
構造は外部に属するとしても、構造の把握は内部においてなされる以外にはない。構造への働きかけも内部において見出されたそれに対してなされる。
しかし構造への意識は外部性のインパクトを起点とする。