ベスパ ステムベアリング交換

ベスパプリマベーラのステムベアリングを交換。

購入から3年半、走行距離で11,000kmほど。

一年前の点検でステアリングの動きが渋くなっていると指摘があり、今回もうさすがに交換した方がいいということで交換。

費用はブレーキフルードの交換も含めて¥40,700。うち工賃が¥30,000。なかなかと唸らされるプライスだが、外装満載というか外装だけで構築されている特異なフルカウルSS(steel・scooter)の車体構成を鑑みるにそれも致し方なしという感慨を納得にコンバート。

肝心の交換の効果としては、運転が楽になった。

今になってみると以前はハンドルを押さえながら走行していたのだろう、意識しなくてもバイクまかせにできる領域が広がった感じで、手放しでもまっすぐな瞳を輝かせることが可能となり、横風の中でもハナウタ交じり。一時間に一度の休憩も二時間に一度に減少。マシンの精度を上げたことで、ヒトの労働を節約して我が休日の労働生産性は着実に向上を果たした。

それにしてもなぜこんなところがダメになったのか。フロントブレーキばかりを常用した結果、リアのスズメバチ・ダイナマイトなセクシーバックショットの押し出しを、フロントの片持ち細うで繁盛期に担わせすぎたのかもしれない。