立場を知る

先日ちょっとした頼みごとを若い人にしたら、遅い時間までかかってやっていた。自分は会社ではキャリアのあるほうではなく、何となく下っ端意識を持っているのだが、歳はくっており、最近入ったような人にとっては、当然先輩である。相手によっては相応のプレッシャーを与えているのだろう。当たり前の話だが、自分がそう思っていることと、実際にやってしまっていることはくいちがう。それも言葉の行き違いというレベルとは別に、立場の違いという社会的な力学は当の本人をも飲み込んで強大な流れに巻き込んでゆく。