「デメキング」 いましろたかし

70年代の田舎に住む、目的の無い高校生が、怪獣デメキングと戦うために東京に行くというのがプロットのようだが、内容はあってないようなもの。
絵柄は劇画をヘタウマにしたようなの。

この人の他の作品は読んだことはないけど、まぁ、リアリズムを資質として持っているんだろう。そこにユーモアと荒唐無稽さを、独特な妙な具合に配合していて、何とも奇妙なものに、なっている。
面白い人がいるもんです。