out of jersey

ジャージrestore作戦決行。
room wearとして運用中のpolyester製ジャージの、身体への固定を担っている部位の劣化が進行したため、one coin shopにてelastic cordとそれの牽引機器及び、safety pinを購入。該当部位のstretchさえ想定通りの働きを確保できれば、元来高耐久性能を備えているpolyester素材のそれは、room wearという低負荷状況において、使用限界期限を悠久の時間に設定可能である。ちなみにdefaultの組紐はuzaiので、運用開始時に粛清している。

elastic cord貫通記念。

グルグル巻きだ。もう君達に離散の憂いはない。

二着目作戦敢行中。しかし道半ばにしてdeadlockにに乗り上げる。

これ以上の進撃は叶わない。

柔軟な思考は迂回する。

晴れて有機的合一。と言いうるまでに上達した縫合技術。

missionは滞りなく遂行された。これで今回のprojectは終結を向かえ、健やかなprivate timeが訪れるはずだった。ある記憶が蘇るまでは。

その記憶の指示対象は「教授」とも呼称される、ある音楽家の行動だ。
その音楽家はジャージ姿で眼前に現れる人物に、それがたとえ友人であっても絶縁を言い渡すという。マジで。
私は彼のアルバムを17枚所有している。通常の商慣行では上得意といってもいい。最新作の「out of noise」にも高評価を与えてやっている。それがジャージ姿を閲覧されただけで侮蔑の眼差しを浴びせかけられたとあっては、悔やんでも悔やみきれない。
この後の人生において、ジャージ姿で坂本と会見するという恐怖の一日が訪れないことを切に願うばかりである。