時間・歳月

量が質に転化するという森山テーゼがあるけど、時間や歳月というファクターも重要なのかもしれないと思うようになってきた。
撮影枚数に関しては色々なスタイルがあるようだけど、時間・歳月というものの持つ意味はあまり語られていないように思う。
アートの世界で時間・歳月というと年齢が持つ世界観の違い・推移ということだろうけど、自分が感じている時間・歳月というのは職人の世界で語られるものに近いのかもしれない。習熟とか試行錯誤ということとはちょっと違う感じがするけど、納得とか腑に落ちるとか、そういう心的機制に時間が必要ということのように思う。